WordPressの自動アップグレード設定

WPの自動アップグレードについて。
FTPの接続情報とか出てくるけど、上手くいかない。ので調べてみた。

wp

ツールの所にあるアップデートボタン類。
これを押して接続情報出てきて面倒な場合は、ファイルやディレクトリのパーミッションを書き込めるようにしておくといい。

http://hayatomo.com/2009/04/09/77

こちらのサイトでその情報があったので、早速試して成功した。
要するに、ウェブサーバが書き込める権限があればいいとのこと。フォルダは775でファイルは664となる。
だが、若干手間取ってしまった。なぜなら、ウェブのトップディレクトリの書き込み権限を見逃していた。

以下、全然分からない人へ。

ファイルやディレクトリの「パーミッション」というのは、ユーザがアクセスする権限のこと。
基本的にWordPressの場合は、Unix/Linuxサーバで動いているのだろうから、Owner,Group,Otherの権限が必要となる。
Unix/Linuxでのファイルパーミッションについては、http://www.kent-web.com/pubc/axsken/を参照するといい。

丁寧に言うと、ファイルやディレクトリには所有者、グループ、その他のユーザへそれぞれ、読む、書く、実行の3権限が与えられる。また、ユーザは何かしらのグループに属しています。社員が部署にいるみたいな感じ。
では、WPからファイルへのアクセスはどのユーザで行われるのか。それは、ウェブサーバを実行しているユーザがアクセスすることになります。ウェブサーバも何かしらのユーザが動かしているということになっている。
Linuxで最近ではapacheユーザである場合が多い。レンタルサーバ(Unix/Linuxのレンタルサーバ)では、だいたいftp接続出来るユーザのアクセス権限があれば問題ないと思う。※ちゃんと自分で調べること。

レンタルサーバの人がパーミッションを変えるには、ftpクライアントソフトでftpアクセスしてホスト側のファイルやディレクトリの権限を変えるといいでしょう。
上記の775というのはrwx rwx r-xになる。664はrw-rw-r–になる。このrは4、wは2、xは1としてそれぞれ足し算するのです。
Read Write eXecute.のrwxならftpクライアントソフトで見たことあるでしょう。多分右側のホスト側のファイル群にrwxを見たことがあるはず。
この場合、775は自分がrwxで読み書き実行全部、グループがrwxで全部、その他がrxの読みと実行のみ。

まとめ。
WPを動かすウェブサーバの実行ユーザが、ちゃんとアップグレードするファイルを置き換えることが出来る、書き込み権限がファイルやディレクトリに必要です。
セキュリティ的にftpでやりたくないので、出来ればこの方法でアップグレードしたほうがいいかもしれない。
また777のフルパーミッション権限は同様に危険なのでしないでください。

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